<No.03> レンズ金型用離型膜へのDLCの応用
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<No.03> レンズ金型用離型膜へのDLCの応用 目次~
- はじめに
- DLCとは
- レンズ金型用AC-Xの開発
- おわりに
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はじめに
少し前までは、カメラに使われるレンズは、ガラスの塊から切り出された母材や、予めほぼ製品に近い形にプレスされたレンズ母材を出発材料とし、研磨/ラッピンッグにより鏡面に仕上げるというプロセスを経て作られてきた。
しかし‘80年代から、モールドプレス成形にてレンズとして利用可能な鏡面が得られるようになってきており、研削・研磨という厄介な工程が大幅に簡略化された他、非球面ガラスレンズも簡単に作れるようになった。
一般に球面レンズを使用する限り、どうしても球面収差の問題が生じることから、精密な光学系になるほど、何枚もの球面レンズを組み合わせて、これを補正することになる。ところが、非球面レンズを用いると複数枚のレンズを1枚で置き換えることが可能になる。
しかし‘80年代から、モールドプレス成形にてレンズとして利用可能な鏡面が得られるようになってきており、研削・研磨という厄介な工程が大幅に簡略化された他、非球面ガラスレンズも簡単に作れるようになった。
一般に球面レンズを使用する限り、どうしても球面収差の問題が生じることから、精密な光学系になるほど、何枚もの球面レンズを組み合わせて、これを補正することになる。ところが、非球面レンズを用いると複数枚のレンズを1枚で置き換えることが可能になる。
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